AEDの使い方で、ペースメーカーへの配慮は? [健康]
AEDの使い方について
人が心肺停止状態になった時、あなたは適切な対処ができますか?
心停止から3分で生存率は50%になってしまいます。
救急車が到着するまで待っていては手遅れになる場合が多いのです。
講習会等で体験をし、AEDの使い方を勉強しておくことが必要になってきます。
調査結果によると、AEDの措置を受けた人の1ヶ月後の生存率は42.5%で、
措置を受けなかった人のそれは、なんと9.7%まで下がってしまうのです!!
AEDの使い方について色々なPDFが出されていますが、下記で紹介します。
AEDの使い方講習会に参加すると、「普通救命講習修了証」というい名刺サイズカードがもらえます。
その裏に「心肺蘇生法の手順」が書いてありますので、免許証などと一緒に常備をお勧めします。
知ってて絶対損はしないので、講習会への参加してみてはいかがですか?
AEDの使い方でペースメーカーをつけている場合の対処法
AEDは心臓がけいれんした状態の時に電気ショックを与えて正常なリズムを戻すための医療器具です。
でも、もともと不整脈で左上の胸部に「ペースメーカー」という人工の機械を埋め込んでいる方が見えます。
心臓のリズムが一定の基準を超えるとペースメーカーが働いて、正常なリズムで心臓を動かします。
そんな方への対処法は、なにか気を付けるべきことはあるのでしょうか?
基本的にAEDは使用可能です。
パッドは、右上と左下に貼りますので、ペースメーカーの通常の埋込み位置の「左上」とは違います。
ただ、3cm程度は離すようにして下さい。
間違ってもパッドをペースメーカーの真上には貼らないように。
ペースメーカーの電気刺激がAEDの心電図解析を不正確にしてしまうし、電気ショックによりペースメーカーが損傷することがあるからです。
ペースメーカーは5cmほどの大きさで、埋め込んである部分が膨らんでいるため、触診してみると硬いシコリのように感じるそうです。
ですから、判断に困った場合でも、3cm程離してパッドを貼るようにし、
その後は、AEDの音声指示とおりに対処すれば大丈夫です。
いかがでしたか、いざという時は自信を持って対応してくださいね!
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